About 高島ちぢみ

高島ちぢみの技術は、古くは江戸時代天明の頃よりあるとされています。キバタ時の見た目は普通の平らな生地ですが、加工することで独特のちぢみ、シボ(凹凸)感のある生地に仕上がります。織物に独特なシボをつくることで、肌への接触面積が少ないサラッとした肌触りの吸水性にすぐれた生地になります。高温多湿な日本の風土に適した涼感素材として、ステテコ、肌着、ナイティー等夏向けの素材として多く使用されてきました。本庄織布(有)では従来の加工技術を生かしながらも、規格にマッチした緯糸の追撚(ちぢみ)はもちろんの事、秋冬向け等様々なニーズに応じた「ちぢみ」「風合い」を求め新しい商品の開発に力を入れています。
○原糸の管理
商社と密に連絡を取り合い、信頼のおける原糸を調達しています。

○サイジング(経糸)
長年積み上げてきたのうはうで、糸の種類または、規格に応じたのり付けを行っています。

○追撚(緯糸)
弊社専属の撚糸工場と連携を取って生産管理を行っています。主力の撚糸は、150gの綿糸を約30時間かけ追撚加工します。追撚の技術、セット温度等の管理によって均一の撚糸を作っています。また、用途により様々な種類の撚り糸があるので間違いの無い様ロット管理を行っています。

○製織(経糸と緯糸の織り合わせ)
規格に応じた織物を製織出来るよう、織機及、空気を作り出すコンプレッサ のメンテナンスを弊社ベテラン技師と各設備メーカーの技術者と共に行っています。また、織子(女性従業員)もベテラン社員から新人社員への織教育を行っており更なる品質の向上を目指しています。

○商品
キバタ巾約110cm~170cmを用途に応じた撚糸を使用して「高島ちぢみ」を生産しています。綿100%が主流ですが、麻30%混や要望に応じて様々な機能糸に追撚をかけてちぢみ素材を生産しています。

地域団体商標に登録されています

滋賀県高島市新旭町藁園1227
TEL. 0740-25-4698(事務所・工場)
FAX. 0740-25-5248

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